三枚目のススメ

誰だって、二枚目が良いに違いない。
しかし、ここでお薦めするのは、三枚目であることのススメである。
バカであるススメとでも言うべきか。

どんなドラマでも、現実の世界でも、必ず、二枚目ポジションの人間と、三枚目ポジションの人間が存在する。
僕らは憧れてしまうのは前者である二枚目ポジションの人たち。
クールに決めて、いつもかっこがいい。かっこがいいから二枚目なのだ。

ここで考えたいのはどんな男前でも、本物の二枚目と言うものは存在しないのではないかと言うことである。
つまり、四六時中かっこいいやつなんて存在しないし、してたら気持ちが悪い話である。
人間と言うのはそもそもそんなにかっこよく出来てはいないのだ。

しかし、僕らはついついかっこのいい二枚目に憧れるものだから、二枚目ぶってしまうのだ。
それは、顔が男前、男前でない関係なくそうである。
まだ、男前が二枚目を演じるのはいいが、そうでないやつの演じているときほどかっこ悪いことはない。

つまり、下手に男前ぶる、二枚目を演じるのは本人も疲れるし、多くの場合、周りにも迷惑なのである。それならば、ちょっとおばかな三枚目でいるほうが、楽だし、個性も出てくる。なぜなら、それは自分だからだ。

仮に、二枚目である自分と言うものに誰かが惚れてくれたとする。
しかし、それは二枚目な自分で、本当の自分ではないのだ。
それならば、はじめから三枚目の自分で勝負したほうがいいというわけだ。

かっこがいいというのは世の中に存在はする。
ほんとに自然にかっこいいときもあるし、かなり不自然にかっこいい場合もある。
結構、多くは不自然にかっこよかったりするのだ。

不自然に生きるのはやっぱり大変だ。
かっこよくないのにかっこいいふりをしつづけるのも大変だ。
それならば、もともと人間として持つ三枚目の特性を磨いていったほうが楽だし、楽しい。
以上三枚目のススメでした。

"三枚目のススメ" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント